2023年2月23日(木•祝)に、山県市の東光寺にて開催された「東光寺ねこ日和」。「保護猫」の事、「保護猫活動」の事を知るきっかけをつくりたい!という思いから始まりました。
このレポートでは、企画に参加したメンバーのコメントから、イベントの様子を覗いてみたいと思います。
2月22日は「ねこの日」
前日の2月22日は「ねこの日」ということもあり、翌日の祝日に開催された「ねこ日和」。23日は「富士山の日」で、東光寺さんの山号「富士山」とも縁を感じられる日となりました。
「初開催だからどうなるか分からんよね」と話していた時がウソのよう。
檀家さんや地域の方、各店舗さんのファンの方、お世話になっている和尚様方々も足を運んでいただき、夢のような時間、夢のような光景が広がった、東光寺。
想像よりはるかたくさんの方に来て頂き、用意していた駐車場も15分で満車に!急遽縦列駐車をお願いするなど、お客様のご協力もあり無事終えることができました。
知っているようで知らない「保護ねこ」のこと
おうちがなく飼い主さんがいない一時的に保護されている猫を「保護猫」と言うそうです。どのような猫を指すのか知らない方も多いのではないでしょうか?
※外にいるのは野良猫、家にいるのは飼い猫や家猫といいます。
「東光寺ねこ日和」で大切にしたい根っこの部分は2つ。
・殺処分される猫を減らしたい
・しあわせな猫を増やしたい
その為に、いま自分達ができる活動はなんだろう?と、
半年以上前からみんなで打ち合わせを重ねました。
当日は保護猫活動している方に物資を送るための募金を集めたり、保護猫に関するクイズラリーをしたり。
また、本部に置いてあった「さくらねこ」の冊子を見たこどもたちから、
※「さくらねこ」とは、捕獲されて去勢手術を受けて、耳の先端をさくらの花びらのようにV字型にカットされた野良猫のことを指します。
なんで保健所で殺されてしまうの?
どうやって?
なんで人が殺すの?
と言った疑問が生まれた事が、今回のイベントを企画した意味の1つでもあり、開催して良かったと感じた場面でした。
お寺を彩るコンテンツ
今回は、マルシェ・焚き火・ライブ・「保護猫の今」の上映など、様々なコンテンツがお寺を彩り、普段は落ち着いた雰囲気な東光寺も、この日はいつもと違い賑やかな光景が広がりました。
マルシェでは、品切れになってしまう出店者さんが続出!この日のために限定商品を準備してくださった出店者さんもみえました◎
本堂では、戸高陸さん、YAMANG‐CHILLMUSIC(Same ole chilllies)さんによるライブが行われました。
みんなの想いが詰まったイベント。
「東光寺ねこ日和」は、お客さん、出店者の皆さん、運営メンバー、色んな人が関わったからこそ開催できたイベント。
命の大切さを含め、まだまだ伝える事がたくさんあります。これからも伝えていくために、来年はさらにレベルアップして開催していきます!
会場では募金活動が行い、57,515円を集まりました。使い道はSNSで発信されていくそうなので、東光寺さんや暮らし委員会のSNSを随時チェックしてくださいね◎ご協力いただきました皆様ありがとうございました!
東光寺について
室町時代に建立し、山県市最大とも言われる苔寺。広大なお庭は、四季の移り変わりを感じさせられます。ねこ日和の他にも、定期的にイベントも開催されているそうです!ぜひSNSでチェックしてみてくださいね◎
住所:岐阜県山県市小倉618-41
WEB:https://ftoukouji.wixsite.com/my-site
Instagram:https://www.instagram.com/fujisan.toukouji/
写真・編集:高田沙織
文:河合ほのか
編集後記
この記事を書きながら、色んな方のSNSを拝見し、猫への想いが、多くの人をつなぎ、新たな繋がりを広げている、そのパワーに驚きました。
正直なところ、私は動物を触るのが苦手なのですが、こうやって記事にまとめたり、イベントに訪れてみたり、自分なりにできることで、皆さんの活動をサポートできればなと思っています!
運営のみなさん、本当にお疲れ様でした!
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