デザイン-design-

 

 

ワークショップの内容

「キャラクターづくり」

まず、作品につかう素材の観察からスタート。

素材ごとの特徴を知ったらいよいよキャラクターづくり!

まず「かわいい」「わるもの」「きれい」などの言葉の中から1つ選んで、そこから素材を選びキャラクターをつくっていきました。

最後にキャラクターの名前つけて、特徴を考えて完成です!

 

 

ワークショップのねらい

このワークショップは、プラスチックや布、ダンボールなど、様々な素材の特徴を知るところからはじめます。

特徴を知ることで、どんな表現ができるのか発見ができ、表現の幅が広がります!

また普段なにげなく使っている言葉を表すことで、どんな意味か自分なりに
再解釈することもできます。

 

 

当日の様子・先生の感想

デザインブースでは、様々な素材を使って、ワードからイメージしたキャラクターをつくりました!

キャラクターをつくる前に、まず作品につかう素材の観察。

キャラクターづくりは、まず「かわいい」「わるもの」「きれい」などの言葉の中から自分がビビビッときた言葉を1つ選んで、そこから素材を選びキャラクターをつくっていきます。最後にキャラクターの名前つけて、特徴も考えて完成です。

 

 

どの子も自分が選んだ言葉を真剣に考えて、自分の世界に入ったかのように集中して黙々とつくりあげていく様子がとても印象的で、素材を観察して見つけた発見から「こんなこともできる」「あんなこともできる」と、作品の可能性を広げている様子もありました。

 

 

曖昧な言葉を自分なりにじっくり考え、作品をつくるなかで自分なりの答えを出していっていました。

「〇〇(その子が選んだ言葉)ってなんだろ〜?」と聞くと、その子なりの考えを一生懸命話してくれました。一人一人違う言葉の解釈に、こちらもワクワクしました。

あるお子さんの一場面ですが、「全部自由だったら?」と聞いたら、「自由はルールがあって、ルールがあるから、自由があるんだよ。だから全部自由ではないよ!」とこちらがハッとさせられるような自分なりの考えを教えてくれた時はとても驚きました。

 

 

どの作品も本当に素敵なことはもちろん、作品をつくるまでの子ども達の姿もとてもとてもとても素敵でした。

ワークショップ中はじめて会った子ども達が友達になって一緒に笑いあっていたり、自分の作品だけでなく、ほかの子がどんなものをつくったのか気になって「どんなのつくったの?」聞いたりしてたり、その日はじめて会った子と友達になっていて、キャラクター同士もお友達と設定していた姿もとても素敵でした。

 

 

最後に発表をした時には、自分と違った考えに対して、否定するのではなく「たしかに!」「ほんとだ!」と肯定したり、相手の考えを受け入れた上で「ぼく/わたしは〇〇だと思う!」と意見を言っていた姿には感動しました。

今回答えのない言葉について考えていったので、同じ言葉でも一人一人違う答えが出てくるのが当たり前です。

それが友達によって新しい考え方を知ったり、友達の考えを知ることによって自分の考えがより明確になったりとプラスになっている様子にジーンとしました。

 

ご参加頂いた子どもたちから、たくさんの感動と刺激をもらい、とても楽しい1日を過ごさせていただきました。

本当にありがとうございました!

 

 

(文:デザインブース 講師 よこたなな/デザイナー)

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