ワークショップの内容
カメラ教室では「簡単なカメラの使い方」と「クイズ」をしました。
アップで撮った、ストローのギザギザの部分や、いろんな方向から撮ったキャベツ、などを見て、何の写真か当てることで、撮る角度をかえたり、ズームしたり、並べたりすると、普段見えてない見え方が出来ることや、同じものでも違う写真撮れることを学びました。
カメラ教室のあとは、公園の中に探検へ!
思い思いに写真を撮り、その中から自分の好きな写真を1枚選んで、パソコンに写しなににわくわくしたか、なにを発見できたか、どこがお気に入りか?をみんなの前で発表しました。
ワークショップのねらい
カメラを使って自分だけの世界を見つけ、自分の思うように「自由に」切り取ることで、
・わくわくを自分で探す、見つける。
・選択肢を増やす。
・工夫して創り出す。
これから生きる上でとても大切なことを学びます。
当日の様子・先生の感想
カメラブースに参加してくれた子どもたち、ワークショップに参加させてくださった保護者の皆さま、どうもありがとうございました!
当日はテントでカメラ教室をしてから、実際に広い公園の中を探検し思い思いに写真を撮りました。
靴の裏の模様を蜂の巣みたいに撮った写真。
レンガを超ドアップで撮って宇宙みたいに撮れた写真。
並んでいる2本の木の写真を撮って「木が手を繋いでるみたい」という、優しくて暖かい表現をしたり。
午後の部は雨が降ってきたため、テントの中で“モノ”を使って撮影。
今回は「ストロー・毛糸・ちいさなスポンジ」を用意しました!
もしかしたら帰ってデータを見たお母さん方は、なんだこれ?と思ったかもしれませんね。(笑)
こどもたちの柔軟で自由なアイディアや発想、気持ち、工夫はとても素直で一生懸命で。私たちも毎回、心を打たれます。
雨のため限られたスペースになってしまい、飽きちゃうかな、帰りたくならないかな?と心配していましたが、そんな予想に反して、子どもたちは用意されたグッズ以外のものをどんどん撮り始めました。ペットボトルの裏側、パソコンの反射、雨・・・。
本当に「すごいな。」の一言です。
一番幼い子は4歳。きっとお父さんやお母さんの中には、まだ幼いから1人でワークショップに行かせて大丈夫かな・・・と心配された方もいると思いますが、お子さんは思っているより逞しいかもしれません。
子どもたちが、当日撮った写真の中から選んだ「お気に入りの1枚」はこちら↓↓
今回も、子どもたちの視点に驚かされてばかりでした、、
私たちが大切にしていること・子どもたちに伝えたいことの1つに「わくわくは自分で作り出す」ということがあります。
例えば、「〇〇がないから、つまらない!」ではなくて、今自分にある環境、モノの中で楽しいと思える時間を過ごす力、自分で作り出せる力を養ってほしいと思っています。
なので、ストローをいろんな角度から見て新たな発見をしたり、スポンジを並べて模様を作ったり、小さなことですが、これが毎日を楽しむ第1歩。
今回のワークショップに参加したことが、少しでも子どもたちの毎日に生きてくるといいな。と思っています。
また、このようなイベントを開催できるように、今回の反省点も生かしパワーアップしたいと思っております。
カメラのワークショップにつきましては定期開催しておりますので、また一緒に楽しめたらなと思います。
本当にありがとうございました!
(文:カメラブース講師/辻 拓也・高田 沙織)
STAFF
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