【レポート】青木純さんがカクカクブックスへ!「PUBLIC LIFE」出版記念トークイベントが開催されました!

まだ時々寒い日もあるし~と言いながら先延ばしにしてきた衣替えを、最近ようやく決心した渡辺です。もう昼間は真夏のような暑さですね。

さて5月22日、そんな夏の気配にも負けないような、笑顔とパワーがみなぎる青木純さんによるトークイベントがカクカクブックスで開催されました!

青木純さんって?

ごきげんな暮らしの場を耕す「パブリックな日常」を13年間作り続けてきた青木さん
試行錯誤しながら、住人や仲間達とともに紡いできた多岐にわたる活動が1冊にまとまったボリュームたっぷりの本が、初の書籍となりました。
そんな「PUBLIC LIFE」の出版記念のトークイベントが、今回カクカクブックスで開催されることになったのです!

カクカクブックスって?

店主コージーさんとスタッフカナコさんが営むセレクトブックストア。かつて八百屋さんだった建物を、暮らし委員会のメンバーもお手伝いしながらDIYした、想いのたくさんつまった場所です。看板猫(ちゃちゃ)のいるお部屋でのんびり本が読めたり、ソフトドリンクやビールも飲めたりする、ちょっと面白い本屋さんです。

30人以上が参加!立ち見が出るほどの盛況ぶり

19:00のイベントスタートに合わせて、続々とお客様がご来店。ご予約の方だけでなく、飛び込みの方も!この日はこやまさんのパンの販売もありました。

カクカクブックスの扉にサインする青木さん。イラスト、似てる…

相棒のフィドルを携えて、東京と岐阜を反復横跳びしながら多忙な毎日を送っている(と思う)小松さん。コージーさんおススメのドリンクを片手に、つかの間のリラックスタイム。

まちづくりに携わる行政の方、コミュニティの形成に意欲・興味のある方、そしてかかみがはら暮らし委員会のメンバーもたくさん来てくれて、30名以上がいつも看板猫“ちゃちゃ”がいるお部屋に大集合。入りきらず、立ち見をされている方もちらほら。

トークイベントの受付時に「PUBLIC LIFE」を一緒にご購入される方もたくさんいらっしゃいました。

19:00~ トークイベント開始!

待ちに待ったトークイベントが始まります。
カナコさんとさんが聞き手として質問したり、話を広げたりして、内容がどんどん深まっていきます。

初めは、暑苦しさすら伴う熱量と勢いをもって活動されていたという青木さん。自分の頑張りゆえ、相手との温度差に悩むことも。

頑張らなきゃ!という意地を張らず、相手に見返りを求めず、結果を期待することすらやめて、無理のない範囲で継続していると、不思議と周りの人たちが自主的に加わってくれて、想像以上の結果を返してくれたとのこと。思うようにいかなくても、期待しないことで心をザワつかせないで済む、というメリットもあったのだとか。

町やコミュニティという場を耕すには仲間の存在が不可欠ではありますが、仕事や子育てなどで思うように参加できない人も多く、それでも辛抱強く一人で待ち続けた青木さん。今やSlack(コミュニケーションツール)にはスレッドが乱立し、みんなが自主的に活動している姿に、“発酵”したのを実感していると仰っていました。

かかみがはら暮らし委員会にも通ずるところがあり、学びになるお話も多く、みなさん興味津々で耳を傾けていました。私も、お話を聞きながら、なんだか自分の中の温度がふつふつと上がっていく感覚。各務原という町の可能性、仲間が起こしてくれるイノベーションのワクワク、それに少しでも携わりながら生活の一部として楽しめる喜び、色んなポジティブ感情が沸き上がってくる、とても楽しい時間でした。

トークも終盤、夜のカクカクブックスも素敵。


実は今、那加地区でも色んなプロジェクトが動いています。

十’(テン)

JR那加駅前の交差点にある大正時代の建物を新たな居場所にしようと、pep up circleさんを中心にリノベーションが行われています。すでにお花やパン、お茶を販売するイベントや、台湾のお土産を旅の思い出とともに楽しめるイベントなどが開催されており、人が集い始めています。

TOUAMACHI KAIKAN

那加中学校の南隣にある旧東亜町会館をあらたな複合施設として再生するプロジェクト。クラウドファンディングでまちの未来に投資し、「株主」ならぬ「まちの切り株主」となって、応援することもできます。チャレンジしたい人の背中を押してくれるきっかけの場所になることでしょう。

karakuru

今年の夏ごろにオープン予定の、お花と喫茶のお店。JR那加駅前の本町商店街の一角にある時計屋さんを改装しています。「今日作業するから手伝える人、来てね~」というユル募集もいい感じの湯加減で、着々と準備が整ってきています。ピカピカの新店!という感じではなく、古民家のしっとりした雰囲気がとっても素敵。


最後はみんなで記念写真!

自分たちの住んでいる町を、自分たちの手で耕し、楽しくしていけるなんて、ワクワクしませんか?その過程で町に顔見知りが増えたり、あらたな仲間との繋がりが増えることで、さらに町での暮らしが楽しくなっていく。そんな素敵なことが、各務原市でも起こっています。
お散歩中にそんな場面に遭遇したら、ぜひ気軽に声をかけたり、覗いていったりしてみてください。

誰かと繋がりを作ったり、町で何かしてみたいけど、ハードルが高い…と思われるかも知れませんが、直感的に、小さな一歩から始める!ということが実はとっても大事。そんなことを強く実感できた、青木さんの愉快なトークイベントでした。

トークイベントのあとは…

この後はみんなでOUR食堂へ移動して、青木さんとの交流会(おいしいお弁当付き!)が開催されました。
こちらも終始和やかで愉快な会だったとのことですが、交流会の様子をまとめた記事は、編集長ほのかちゃんにバトンタッチです!皆様お楽しみに~^^

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渡辺 知里

渡辺 知里

地元大好きマン。絵を描いたりフルートを吹いたりしています。「どんぶり金魚の楽しみ方」という本に出会い、あまりの可愛さに金魚を飼い始めました。人が通ると追いかけるように泳ぐので、とっても癒されています。

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