5月某日、学びの森に集まった暮らし委員会メンバー。
楽器やカメラ、お手製の看板を手に手に持って、一体なにが始まるのか?
実はこの日は、暮らし委員会のWebサイトのメンバー図鑑に使用するプロフィール写真の撮影会。
十数名のメンバーがそれぞれの写真を撮ったり撮られたり、その様子をまた撮ったり。雑談しながらの撮りあいっこに、初対面同士のメンバーもいる中でも緊張感なく自然な姿をおさめることができました。
かかみがはら暮らし委員会では、現在Webサイトのリニューアルを進めています。今年の3月にがらりとデザインを変え、構成やコンテンツも鋭意制作中です。
メンバー図鑑もリニューアルにあたって新しくできたページ。「どんな人が所属しているのか」「どんなことが得意な人なのか」などなどメンバーの情報を可視化するコンテンツですが、いざ自分のことを紹介しようとすると案外難しいもの。
Web制作のチームからメンバーに向けてメンバー図鑑に掲載する写真や内容を募集したものの、なかなか集まらないのが現状でした。
そこで企画されたのが今回の撮影会。「いい感じの自分の写真がない!」「何を書けばいいかわからない…」といった声を受け、プロフィール写真の撮影と、自身について話してもらうインタビューをすることにしたのです。
撮影班を募集したところ、プロのカメラマンや写真を趣味とするメンバーが手をあげてくれました。
撮影会への参加条件として、撮ってもらった写真を使うときは自身のメンバー図鑑に撮影者を記載することを決め、撮る側と撮られる側、どちらにも嬉しい効果が生まれるようにしました。
当日は天気にも恵まれ、絶好の撮影日和。
「せっかくなら個性が伝わるアイテムを」と音楽家の小松大さんはフィドルを、工務店を営む水野ユキヒトさんは自作の看板を持参。「こども部」のこやまともやさんはお子さんと一緒に参加するなど、それぞれの個性が伝わる撮影となりました。
一方、傍らの木陰ではメンバーへのインタビューを実施。インタビューといっても、好きなことや苦手なこと、暮らし委員会に入ったきっかけなどをつらつらと話す簡単なものですが、人に話すうちに自分では気がつかなかった個性やこだわりが見つかる場面も。 聞き書きした内容を文章におこし、メンバー図鑑に載せるプロフィール文にしてもらいます。
始まりは「メンバー図鑑が集まらない…」という悩みでしたが、それ自体が楽しみになるイベントという形をとることで、進んで協力してもらうことができました。
企画が思うように進まないとき、強制したり諦めるのではなく、楽しく参加してもらえる方法を考える。今回の撮影会は、かかわりしろの広さや個人のスタンスを大切にする暮らし委員会の風土が現れた解決策だったのではないかと思います。
メンバー図鑑は随時追加されますので、どうぞお楽しみに。
ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。
(文/fig.)
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