【レポート】各務野高校3年生・三学科合同授業レポート②


5月23日から始まった岐阜県立各務野高校3年生三学科合同授業。
前回の授業はこちらから

6月6日に行われた2回目

まず初めに「挑戦している人の話」(事例発表)

はしもと農園の「橋本 涼」さんの話

農業先進国であるオランダの農業に興味を持ち1年間留学。オランダから学んだことをもとに平成26年に就農。ミニトマトの栽培をスタート。

トマト以外にも

はしもとバーガー

https://www.instagram.com/hashimoto_burger/?hl=ja

はしもとアイスストア

https://www.instagram.com/hashimoto_ice_store/

はしもとパーラー

https://www.instagram.com/hashimoto_parlor/

など、色々と手掛ける起業家だ。

そんな橋本さんの話

最初はせっかくなのでとはしもと農園の(とれたて)トマトを配布

生徒たちからは

「え!?トマト!?」

「やったー!」

「嬉しい!!」

と、喜んでもらったみたいで。

そして農園の説明から入りながら
どういう特徴、栽培方法、販売の話から留学で行ったオランダの話
橋本さんの生い立ち、農業を始めたきっかけなど
面白いなと思ったのが農業から考える企業的な経営。橋本さんが考える農業が当たり前になってほしいこ
「農業を職業選択の当たり前に」
それをするためには農業事業全体を大きく変える必要があること
そして、「日本の農業をもっと魅力に」
農業という分野のプロから直接こういった話を聞けるのは貴重だなと思いながら橋本さんのお話は終了。

課題となる困りごとを出していこう!

今回授業のテーマと、生徒たちへの課題を振り返る

授業テーマ「価値(誰かの喜び)を生み出す力をつける」
まずは、小さくても自分の身に起こること、誰かの困りごとを見つけ出していく

資質から考えたチーム編成

今回の授業のポイントは、ビジネス科・情報科・福祉科合計25名による三学科合同。
違う科同士の交流もしたことがなく、今回の授業から初めましての状態。
ここから生徒たちそれぞれが自分がどんなことが得意で、苦手なのか、資質を理解し
得意なところは伸ばせるように、苦手な部分は誰か得意な人に任せていけるように
社会に入った時のチームプレイでモノゴトをこなしていけるようチーム分けをしていきます。

どうチームで分けるのか?
前回の授業で出した宿題
「16Personalities性格診断テスト」
https://www.16personalities.com/ja

これを元に生徒たち一人一人がどんな資質か、その資質をしっかりと活かせれるようチームに振り分け。

チームが発表されたらそれぞれのチームで困りごとを共有していく

授業中に寝てしまう
朝起きれない
電車の本数が少ない
など、高校生らしい困りごとの他に面白かったのが
「推しが可愛すぎる」「強風に煽られて、前髪がなくなる」
といった女の子ならではの困りごとまで様々。

次に、その困りごとをもう少し分解していく

「授業中眠くなる」なぜ?→「つまらないから」どうしてつまらない?→「○○○」
「進路が決まらない」なぜ?→「知識不足」何が知識不足?→「○○○」

といった感じで一つの困りごとを少しでも分解していくことで解決策のアイディアとも繋がっていきやすくなる。

この繰り返しをおこなってもらいながら、最終的に生徒たちには発表まで落とし込める課題を見つけ出してもらいます。

次回までにこんな宿題を出し、授業は終了。

次回までに少し日にちが空きますが、ここからもっと生徒たちの課題への取り組みが走り出していきそうです。

では、また。
(お疲れ様でした)

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reina harada

reina harada

現在ゲストハウスの手伝いをしている人。 いろんなことにチャレンジ中。

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