11月3日の当日まで、マーケット日和の様々なコンテンツや出店者さん情報を、かかみがはら暮らし委員会がお知らせしていきます。
今日はマーケット日和に連動した特別企画を紹介します。
マーケット日和は、タイトル通り「マーケット」が主体のイベントですが、マーケット以外にも文化的なコンテンツがいろいろあるのです。
各務原市立中央図書館や、中部学院大学などの関連施設を使って、ワークショップやトークショーなどを行います。
【鈴木一太郎個展 dis⇔play】
開催期間 2016年10月22日(土)〜11月6日(日)
時間 10:00〜17:00
会場 各務原市民公園内 中央図書館3F
インターネット等の情報技術の発展によって、物質よりもイメージが社会が覆う現代において、リアリティとは何かという問題を彫刻表現を通して考えます。
とっても不思議なこちらの光景、現実世界の中にデジタルのようなドット絵アートが紛れ込んでいますね。
現実世界の中にピクセルアート(ドット絵)やVR(バーチャルリアリティ)技術を用いて表現される、唯一無二の作品空間です。
“物事”ではなく、“表現媒体”に現代のリアリティが移りつつあることを示唆する彫刻たち。
現代社会への迎合なのか、風刺なのか・・・
見かけだけではない、“今”だからこそ価値のある、現代における新たな彫刻表現を是非ご覧ください。
こちらの展示は、11月3日のマーケット日和当日を含め、10月22日〜11月6日までの期間展示です。
マーケット日和当日に見れなくても、期間中は自由にご覧頂くことができますのでぜひお時間のあるときに。
■鈴木一太郎■
1988年生まれ。岐阜県出身。愛知県立芸術大学大学院卒業。現代アーティスト。
ドット絵・ピクセルアートなどのデジタルイメージを現実の世界に現すことで、新たな彫刻表現を追求している。
主な展示・受賞歴に、東京MidtownAward2013グランプリ受賞、サイバーエージェント学生版モックアップコンテスト金賞、岐阜県文化スポーツ功績賞、ハワイ大学アートプログラムにて公演、六本木アートナイト2014、個展「頭の中では、触れている」PIギャラリー/名古屋など。
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【工藤ノリコ お絵かきワークショップ&スライド・トークショー】
開催日 11月3日(木・祝)
①お絵描きワークショップ (無料)
10:30〜11:30 各務原市民公園内 中央図書館4Fロビー ※満席
②スライド・トークショー (無料)
13:30〜15:00 各務原市民公園内 中央図書館4F多目的ホール (ご予約受付中)
<絵本販売、サイン会>
11:30〜12:30 / 15:00〜16:00
中央図書館4Fロビー (予約不要)
詳しくは、各務原市立図書館のサイトにてご確認、ご予約をお願い致します。
工藤ノリコさんは、絵本作家、漫画家、イラストレーターなど、あらゆる顔を持つ人です。
しかし、全ての表現方法において「受け取る人」を、とても大切にしていることが作品から読み取れます。
特に絵本においては、「子ども」と真正面から向き合って描かれており「これぐらいでいいだろう」という妥協を一切感じません。
だからといって堅苦しい内容ではなく、ユーモアと愛に溢れた絵本ばかりです。
今回、工藤さんには午前は子どもたちと同じ目線で一緒にジャングルを描くお絵かきワークショップ、午後は大人たちへ1冊の絵本ができるまで、どのようなことを感じ、考え、形にしていくかなどを語っていただきます。
つまりはこの日の図書館は丸一日「工藤ノリコデー」となるのです。
作品では見えない部分を一日かけて知ることにより、受け取る側の皆さんのなかで新しい「なにか」が生まれるのではないか?とワクワクします。
ホスト役のメルヘンハウスの三輪丈太郎さんと一緒に、楽しい空間を作ってもらいます。
お子様にも大人気の絵本作家さん。
お母さん、お父さん、お子様と一緒に、楽しい一日をお過ごしください!
■工藤ノリコ■
絵本作家、漫画家。絵本に『ノラネコぐんだん』シリーズ(白泉社)、『ピヨピヨ』シリーズ(佼成出版社)、『ペンギンきょうだい』シリーズ(ブロンズ新社)他。漫画に「ワンワンちゃん」シリーズ(白泉社)他。その他、童話やイラスト、エッセイ連載など。
■三輪丈太郎■
1975年、名古屋生まれ。子どもの本専門店の息子という肩書きが嫌で、全く児童書に関わりのないフィールドに生息していたが、尊敬する人から「メルヘンハウスって良いと思う児童書をセレクトして置いているんでしょ?それって、良質なDJと一緒だね!」と言われたことがきっかけでメルヘンハウスへの入社を決意。メルヘンハウス歴2年半のかなり遅れてきたルーキー。
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【遠藤泉女ワークショップ 墨と遊ぶ】
開催日 11月3日(木・祝)
時間 13:30〜14:30
会場
ワークショップ・パフォーマンス:学びの森(雨の場合は中部学院大学を予定)
作品展示:中部学院大学
マーケット日和連動企画。
中部学院大学にて講座を開講している、書家であり現代アーティストである遠藤泉女さんをお迎えして、文化の日に「言の葉」の意味を考えるワークショップを行います。
参加者に、布に文字を書く感覚を知ってもらい、日本語のもつ言葉の意味や参加者が大切にしている言葉について、お互いに鑑賞する機会も設けます。
作品は大学構内にありますので、合わせてぜひご覧ください!
言葉について深く向き合い、表現する。
普段じっくりと考えることのないテーマでも、ワークショップという形でみんなで表現し合えるのは貴重な機会です。
楽しむとともに、文化的な時間をお過ごしください。
どんなワークショップになるか・・・みなさまお楽しみに。
■遠藤泉女■
1954年生まれ。各務原市在住。書・インスタレーションなどの作品を発表する。
ギャラリーなうふ/岐阜2002、ガレリア・フィナルテ/名古屋2003、オリエ・ギャラリー/東京2006など個展多数。
レミゼンアカデミー2009デンマークに参加。2012年もデンマークで滞在制作。
中山道鵜沼宿脇本陣アート展「螢の頃 水をおもう 遠藤泉女展」/各務原市2014。毎日展前衛部門会友、奎星会会員。
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実はマーケット日和というのは、、、
もともとは図書館側での企画である「古本市」からはじまったイベントでした。
それに3年前買い物ができるようなショップの出店が加わり、大きなイベントになったのが現在の「マーケット日和」です。
マーケットが大きくなっても、お買い物だけじゃなく、文学やアートなどの学びの体験も含めて「文化を発信する」意味合いを込めて、11月3日の文化の日に開催しています。
ただただお買い物だけじゃなくて、そういった体験型のコンテンツにもぜひ目を向けてみてくださいね。
きっと、新しい発見が生まれると思います。
(文:長月/オゼキカナコ)
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