2019-03-24

絵画-illustration-

 

 

ワークショップの内容

子どもたちでペアを作り大きな1枚の紙に寝っ転がります。
黒いクレヨンで子どもの周りをなぞり、自分がなぞり終わったら他の子を手伝いにいきます。
クレヨンで顔や目、洋服などを描き、ローラーや筆で着彩後、
様々な素材をボンドで貼って完成させました。

 

 

 

 

ワークショップのねらい

学びの森の大草原に寝っ転がって、自分と同じ大きさの大きな絵を描きます!
今の自分を「絵」に写し取って絵の具や様々な素材を使って表現し、のびのび楽しく制作していきます!

今の子どもの大きさは今だけで、今できる表現も今しかありません。

本当の意味での「等身大」を絵にぶつけて、楽しい思い出にしましょう!

 

 

当日の様子・先生の感想

絵画ブースでは今回「等身大の自分を描く」ということを行いました。

私は、siroi絵画造形教室 という絵画造形教室を各務原市内で行っており、この教室でとても大切にしていることがあります。

 

それは「遊びを学ぶ」ということです。

 

なので、今回も遊びをたくさん取り入れながら楽しくみんなで制作をしました!

 

ワークショップでは自分よりも大きな紙で、体全体をつかって制作していきました。

まず、紙の上に寝転がって、クレヨンで他の人になぞってもらって自分の形を描いていきました。

なぞった自分の形を見て、子どもたちは自分の大きさや形を改めて認識することができます。

そうすることで「何となく描いた自分」よりも、「自分に近い描かれた自分」というまったく新しい感覚になって、その制作の過程をより楽しんでいくことができます。

はしゃいだり、話しながら、楽しそうにお友達の周りを描いていて、本当に心から楽しんでいる子どもたちの姿を見ることができました。

特に、先生をみんなで描いてもらう時は皆んなでいっぱい笑って制作をして、そこに参加したみんなの心の距離がグッと近くなった瞬間でした。

 

 

その後はローラーで塗ったり、いろんな素材を貼ったり、クレヨンで細かく描いたり、色んな画材・素材を用意して自分だけの選択をして制作をしていきます。

この時、先生は道具の使い方や相談以外のアドバイスは行いません。

その時に思ったそのままをぶつける、まさに「等身大の自分」を絵にしてもらいました。

たくさんの笑顔を見ることができたのは、子どもたち自身がイベントを楽しもうとしていた証拠だと思います。

 

 

完成した作品でその子を判断するのではなく、完成に行き着くまでのプロセスをいかに面白く、楽しんでやっていけるかが一番大切なことだと考えています。

見た目の良い完成品にとらわれてしまうと、子どもが本来もっている柔軟な感覚が育っていきません。

 

今の時期に大切なことは、いろんな素材・色・形に刺激を受け、様々な技法の中でたくさん考えて完成に向かっていくことだと思っています。

こうした、絵画造形を通じた「遊び」が子どもたちの感性をどんどん成長させてくれます。それで完成したものが大人の目で見てなんとも言えない作品になっていたとしても、その作品は本人にとっていろんな想いがつまったものなのです。そして子どもたちの心の中にたくさんの学びが残っていきます。

 

絵を描く技術は大人になっても付けることができますが、豊かな感性は大人になるほどに付きにくくなっていきます。今しかないこの貴重な時期に、ぜひたくさん遊びを取り入れてみて下さい。

 

 

そして保護者の皆さまのご協力があったおかげで、絵画ブースは楽しくワークショップを行うことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

またお会いする機会がありましたら、その時はどうぞ宜しくお願い致します。

ご参加頂きありがとうございました!

 

 

(文:絵画ブース講師 楠拓也/siroi ドライフラワーと絵画教室

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