2019-03-24

木工-woodworking-

 

 

ワークショップの内容

22個の木片を使い、土台の上で街を作りました!

子どもたち全員が同じカタチの木片からスタート。

他のカタチの木片も用意し、3個までは、自分の持っている(初めからある木片)と交換できるようにしたり、1人3回までは、先生と一緒に木に穴を開けることができる。など、作りたい街に合わせて選べる仕組みも用意。

一人ずつ作った街を合わせて、最後はみんなで大きな街にしました!

 

 

ワークショップのねらい

木材は、簡単にはカタチや大きさを変えられない素材です。

その素材を使って、思い通りに表現するには工夫が必要。

どう工夫したら、自分が表現したいものに近づくのか?

また、樹種(木の種類)によって、色や重さ、削りやすさや匂い、触った時の温度などの違いを体感できると思います。

自分だけのモノを作る楽しさと、みんなが作ったモノ、みんなのチカラが合わさった時にできる、自分だけではできなかった大きなモノができる楽しさ、みんなの作品を見ることで自分にはない視点や考えかたを知ることができると思います。

 

 

当日の様子・先生の感想

木工のブースでは、まずは簡単な木工の体験をしてもらいました。

持ち帰ってもらった街の土台部分に丸い木が埋まっていると思います。その丸い部分はお子さんが自分で木をカナヅチで埋めこみ、ノコギリで切って、やすりで綺麗に整えました。

木の硬さや、角の痛さを感じながら、慣れない道具を使って、「木の角で手が痛いよー」とか「キレイに埋まった!」と感じたことを教えてくれる子や、黙々と作業する子、それぞれ表現は違うものの夢中になってくれている様子を感じられて、我々も楽しい時間でした。

 

 

土台の上に街を作る工程では、こちらの想定を超える発想がいくつも飛び出し、子ども達の感性の豊かさには本当に驚かされました。

自分の住んでいる街を再現したくて一生懸命に考える姿や、穴あけに夢中でなんとか穴を開けたパーツを使えるように考える子、毛糸やフェルトを使ってカラフルに仕上げる子、時間が来てもまだまだ創作し続ける姿など、こちらが嬉しくてニマニマしてしまうシーンがたくさんありました。

出来上がった作品は、みんな同じカタチと同じ数のパーツでスタートしたとは思えないほど個性的な仕上がりになりました。

 

 

そして最後に、各々の完成した街を合体させて、大きな街を作りました。偶然にもお隣の子と道や川がつながったり!

その際に、自分の作った街の自慢やこだわりのポイントを最後に発表しました。これが意外にも、みんながすぐに言うことができて驚きました。しかも、なぜなのか?という理由もハッキリしています。

他の子から質問があってもちゃんと答えられるのは、自分の作った作品にイメージと自信がある証拠。これってすごいことだと思います!

 

 

普段、我々の行うワークショップは約20分程度で個別に行い、完成品が決まっています。

今回は、いつもとは全く異なるスタイルのワークショップとなることで不安もありましたが、子どもたちの同士の交流や木工スタッフと子どもたちとのチーム感、作品の個性などは、普段のワークショップでは味わうことができません。

当日の子どもたちの真剣な表情や作業に没頭している様子、自然と出る質問や表現にこだわる姿など、子どもたちのたくさんの可能性に触れることができ、我々も大変ステキな時間を過ごすことができました。

 

最後になりましたが、他にもあるブースの中から木工を選んでくれた子どもたちや保護者の方々、普段はなかなか接点のないアーティストの先生方や主催者さん達のアドバイス、お手伝いをしてくれた友人やいつもワークショップに参加してくれる方や友人、気の利くボランティアさんなどなどたくさんの方々のお力添えにより大過なく終えられたことを感謝いたします。

何より、主催者さんの想いがとてもとても熱い良いイベントに参加できて嬉しかった!そして、たくさんの刺激と学びをありがとうございました!

 

 

(文:木工ブース講師 マツモトダイ・マツモトカナ/PickupFactory&Store

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